ドルフィンシステムはナショナルインスツルメンツ社(以下、NI)のグラフィカル開発環境LabVIEWに積極的に取り組んでいます。

LabVIEWとは

LabVIEWとは柔軟性、拡張性に優れたグラフィカルなシミュレーション環境で、PCベースのハードウェア環境PXIと組み合わせて「カスタマイズできる測定器」として世界中で広く使われています。

LabVIEWには、信号処理や数学的な関数なども多数用意されており、高度な処理も短期間での開発を可能にします。
またLabVIEWは、NI社が提供する各種ハードウェア計測器群(PXI)と親和性が高く、PXIモジュールを制御し、データを収集、解析するなどのシステムを簡単に作れます。

日本ナショナルインスツルメンツ
LabVIEWについて
PXI プラットフォーム

LabVIEW/PXIで研究開発をするメリット

今まで無線通信の実験機を開発するために、多大のコストと期間をかけてきました。

しかしながらLabVIEW/PXIプラットフォームの場合、必要なものがほぼ揃っているため開発リスクを低く抑えることが可能です。

通常、実験機を開発する場合、ハードウェアがすでに用意されている場合であれば開発は比較的容易ですが、ハードウェアを含めて開発する場合は開発リスクが増大します。 ハードウェア開発にまで踏み切らなくても、市販のADCボードやRFモジュールなどを組み合わせて実験機を構成する場合は、調達するハードウェア分の開発リスクが向上します。

たとえば、

  1. AD コンバータ
  2. RF モジュール
  3. FPGA ボード

の3種類のハードウェアを外部調達で実験機を構成する場合、それぞれ違うメーカの製品を調達しなければならないことが多くあります。

別々のメーカの製品を利用するためには、それぞれ「フィージビリティスタディ」・「検証」作業を行います。 メーカごとに電気的仕様の差異、EMI/EMS(ノイズ)対策レベルの違い、デバイスドライバの善し悪しなど「仕様書に現れない振る舞いの違い」の調査は時間と根気が必要な作業です。

NI PXI プラットフォームを使用して実験機を構成する場合、NIで動作確認されたモジュールを組み合わせて構成するため、ハードウェアリスクを極力抑えることができます。 またノイズ対策や基準クロック信号(10MHz Ref)入出力など実験機に必要な要素もほぼ用意されているので、「統一された安心感」があります。

ドルフィンシステムとLabVIEW

ドルフィンシステムのこれまで培ってきた、無線信号処理の研究用装置開発やFPGA開発のノウハウを、開発効率と信頼性の高いLabVIEW及び PXIプラットフォーム上で展開することによって、より多くのお客様の研究開発に貢献できると考えます。

ハードウェア計測器群であるNI社のPXIには、対応周波数の広いRFモジュール、IF回路とFPGA搭載のモジュールなど、移動体通信、無線信号処理に必要なハードウェアも既に揃っています。

これまで様々なハードルが存在してなかなかリアルタイム処理できなかったアルゴリズムも、
PXI+LabVIEW+ドルフィンシステムの開発力
で、対応できるかもしれません。

リアルタイムでの無線信号処理をお考えなら、ぜひドルフィンシステムにご相談ください。

図. LabVIEW で作成したデジタル変復調
LabVIEW で作成したデジタル変復調

■NI認定資格の有資格者