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ドルフィンシステムが自社開発したチャネルシミュレータ IP コア「Riviera」は、電波伝搬環境をリアルタイムにシミュレーションできるXilinx FPGA向けIPコアです。 Riviera は以下のような特徴があります。
これらの特徴に加えて、AWGN発生器も内蔵しているので、S/N比の調整も可能です。3GPP/LTE のテスト仕様に沿った電波環境や MIMO-OFDM の電波環境も簡単に再現できます。 |
データシート
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仕様
- IP コア仕様
| 入力インターフェース | 16bitデジタル I/Q ベースバンド信号 2CH |
| 出力インターフェース | 16bit デジタル I/Q ベースバンド信号 2CH |
| 内部演算精度 | 16bit 演算精度を保持 |
| 最大ダイナミックレンジ | 63dB (通過可能な信号ダイナミックレンジはパラメータに依存) |
| 対応MIMOリンク | 2x2 |
| バンド幅 | 入力クロックに依存(入力クロックの1/4以下推奨) |
| デバイス | Xilinx Virtex5 SX55 以上 |
| チャネルモデル | 3GPP LTE (Rel.8 2x2),HSDPA ITU (Rel.5) |
| ITU-3G,3GPP2,3GPP deployment,3GPP Standard,3GPP SCM | |
| JTC,TETRA,IS-54 (NADC),IS-95,GSM/DCS Standard | |
| パス数 | 20 (Total 80パス) |
| フェージングモデル | Jakes モデル |
| ドップラー周波数 | 0Hz~最大 10000Hz (0.01Hz Step) |
| 遅延量 | 0~4095サンプル (100MHzサンプリングで 40.95us) |
| 素波数/パス | 32 (各素波独立に初期位相、周波数、振幅の指定可能) |
| Gain 設定 | 0dB ~ -96dB (他の設定により調節必要) |
| 対応フェージング | スタティック、ダイレクト、レイリー、ライス |
| アンテナ相関 | パラメータにより付与可能 |
| その他機能 | AWGN付加、スルー機能 |
※対応チャネルモデルは、各チャネルモデルに対応したパラメータを作成することで、対応することが可能です。
- FPGA使用リソース概算値
| リソース名称 | 使用数 | Virtex5 SX55 での使用率 |
| フリップフロップ数 | 41290 | 70% |
| LUT数 | 37047 | 62% |
| DSP48Es(乗算器) | 528 | 82% |
| RAMブロック | 128 | 52% |
概念図

- 入力
AI0 : 入力ポート 0 (I/Q 16bit ベースバンド)
AI1 : 入力ポート 1 (I/Q 16bit ベースバンド) - リンク
LINK 0 : AI0 と AO0 の間の電波環境シミュレートブロック
LINK 1 : AI1 と AO0 の間の電波環境シミュレートブロック
LINK 2 : AI0 と AO1 の間の電波環境シミュレートブロックブロック
LINK 3 : AI1 と AO1 の間の電波環境シミュレート
(LINK0とLINK1, LINK2とLINK3の出力は合成されます) - ノイズ
AWGN0 : AO0側ノイズ生成器
AWGN1 : AO1側ノイズ生成器 - 出力
AO0 : 出力ポート 0 (I/Q 16bit ベースバンド)
AO1 : 出力ポート 1 (I/Q 16bit ベースバンド)
特性評価
"Riviera"コアの特性を評価するために、各種テストを行い "Riviera" コアは理論上正しく動作していることを確認しました。
- Fig. 1 - 振幅での確率密度分布(レイリー分布)
理論値のレイリー分布に一致しています。
- Fig. 2 - 自己相関特性
理論値のBessel J 関数との比較ではパスあたりの素波数が多いほどよく一致します。
- Fig. 3 - ドップラースペクトラム(最大ドップラー周波数 1kHz)
Jakesドップラースペクトラムに良く一致します。
パラメータ設定を変えることでドップラースペクトラムの形状は調整可能です。
- Fig. 4 - エンベロープ
複素包絡線です。
フェージング特有の振幅の落ち込みの変化がわかります。
- Fig. 5 - 周波数選択性フェージング (所望波、1遅延波)
7.92MHz帯域信号を入力し、Rivieraコアで所望波(遅延なし)+1遅延波入れた時のスペクトル画像です。
- Fig.6 - AWGN生成器の雑音振幅頻度(=確率密度分布)
ガウス分布に従っていることが確認できます。