無線信号処理装置 ベースキット 無線信号識別IPコア バンドル

無線信号処理装置ベースキットイメージ(中)

概要

無線信号処理装置ベースキットイメージ(中)

無線信号処理装置ベースキットは、FPGAを用いた無線機開発するために必要なハードウェアである、FPGAボード・RFモジュールをセットにした製品です。

ファームウェアソースコードと、RFモジュール制御ソースコードが付属しており、開発者は信号処理部分の開発に専念することが出来ます。

本製品は、FPGA上のMicroblazeを用いてPCとFPGA間のやりとりを行っており、標準でMicroblaze上で動作するファームウェアソースコードが付属しています。

本製品は、RFモジュール(300MHz ~ 3.8GHz) を制御するためのFPGAソースコードが付属しています。

無線信号識別IPコア

  • 本製品にバンドルされている無線信号識別IPコアは、受信した電波の通信方式を復調することなく信号識別をすることが可能になります。
  • 本IPコアは、商用LTE や商用WCDMAの信号を識別可能である事を確認しておりますので、実際に現場で役に立てる事が可能です。(対応可能な信号種別についてはご相談下さい)

インターフェイスと特徴

  • USB, JTAG コネクタを1ヶ搭載しており、Xilinx ISE, Vivado 等の開発環境があれば直ぐに信号処理部分の開発に取りかかることが可能です。
  • イーサネットを使用してFPGAにパラメータ送信や、結果をPCへの送信が可能です。

オプション

□ チャネルエミュレータオプション
ドルフィンシステム製 チャネルエミュレータ IP コア Riviera オプションを御購入頂くと、2×2 チャネルエミュレータとして使用する事が出来ます。

仕様

本体
FPGAXilinx Virtex 6 LX240T
メモリDDR-SDRAM 1GBytes
筐体サイズ350 x 88 x 240mm (WxHxD)
※突起部を除く
電源AC 100V
外部I/F1/10/100M イーサネット
USB-UART, JTAG
RFモジュール
周波数帯300MHz ~ 3.8GHz
帯域幅10MHz~28MHz
ビット14bit
IPコア
識別方式周期定常性を用いたχ二乗検定
並列数8並列同時識別
観測時間約 728ms @46.80Msps時

※無線信号識別IPコアは、株式会社NTTドコモが総務省からの委託を受けて実施した「同一周波数帯における複数無線システム間無線リソース制御技術の研究開発」の成果である無線信号識別技術を採用しています。

※ 記載されている仕様は、お客様に予告なく変更される場合があります。

カタログ

20150605-無線信号処理装置ベースキット with 信号識別IPコア